真庭市議会 > 2016-11-29 >
11月29日-01号

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  1. 真庭市議会 2016-11-29
    11月29日-01号


    取得元: 真庭市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-15
    平成28年12月第4回定例会平成28年12月第4回定例会             真 庭 市 議 会 会 議 録             平成28年11月29日(火曜日)             ───────────────             議  事  日  程(第1号) 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 会期の決定 第 3 報告第 11号 専決処分の報告について 第 4 報告第 12号 専決処分の報告について 第 5 議案第 97号 真庭市振興局設置条例等の一部改正について 第 6 議案第 98号 真庭市職員給与条例等の一部改正について 第 7 議案第 99号 真庭市税条例等の一部改正について 第 8 議案第100号 真庭市国民健康保険税条例の一部改正について 第 9 議案第101号 真庭市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について 第10 議案第102号 真庭市下水道事業の設置等に関する条例の制定について 第11 議案第103号 真庭市道路線の認定について 第12 議案第104号 真庭市道路線の変更について 第13 議案第105号 平成28年度真庭市一般会計補正予算(第3号)について 第14 議案第106号 平成28年度真庭市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について 第15 議案第107号 平成28年度真庭市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について 第16 議案第108号 平成28年度真庭市介護保険特別会計補正予算(第3号)について 第17 議案第109号 平成28年度真庭市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)について 第18 議案第110号 平成28年度真庭市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について 第19 議案第111号 平成28年度真庭市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について             ~~~~~~~~~~~~~~~             本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件 日程第1から日程第19まで             ~~~~~~~~~~~~~~~             出  席  議  員(24名)   1番  福 島 一 則 君         2番  福 井 荘 助 君   3番  中 尾 哲 雄 君         4番  原   秀 樹 君   5番  古 南 源 二 君         6番  岡 崎 陽 輔 君   7番  氏 平 篤 正 君         8番  築 澤 敏 夫 君   9番  緒 形   尚 君        10番  入 澤 廣 成 君  11番  中 元 唯 資 君        12番  柿 本 健 治 君  13番  池 田 文 治 君        14番  小 田 康 文 君  15番  初 本   勝 君        16番  河 部 辰 夫 君  17番  長 尾   修 君        18番  宮 田 精 一 君  19番  草 地 秀 育 君        20番  妹 尾   昇 君  21番  竹 原 茂 三 君        22番  森 田 一 文 君  23番  岩 本 壯 八 君        24番  妹 尾 智 之 君             ~~~~~~~~~~~~~~~             欠  席  議  員( 0 名 )             ~~~~~~~~~~~~~~~             遅 参 ・ 早 退 議 員( 0 名 )             ~~~~~~~~~~~~~~~             説 明 の た め 出 席 し た 者市長       太 田   昇 君    副市長      吉 永 忠 洋 君危機管理監    片 岡   清 君    総合政策部長   馬 内 雄 大 君総務部長     秋 田 繁 彦 君    総務部次長    安 達   学 君生活環境部長   山 根 眞 一 君    健康福祉部長   稲 田 隆 司 君産業観光部長   長 尾 卓 洋 君    産業政策統括監  中 井   靖 君建設部長     山 本 光 一 君    会計管理者    枡 谷 和 明 君消防本部消防長  半 田   伝 君    蒜山振興局長   新 幸 知 典 君北房振興局長   的 場 敏 恵 君    落合振興局長   妹 尾 久 敏 君勝山振興局長   須 田 昌 宏 君    美甘振興局長   谷 岡 昭 雅 君湯原振興局長   宮 本 隆 志 君    教育長      沼   信 之 君教育次長     池 町 陽 子 君    教育委員会事務局理事                               美 濃   亮 君湯原温泉病院事務部長         横 山 高 史 君             ~~~~~~~~~~~~~~~             事 務 局 職 員 出 席 者議会事務局長   大 美 昌 司 君    参事       森 岡 和 之 君主査       角 田 正 樹 君             ~~~~~~~~~~~~~~~            午前9時30分 開会 ○議長(竹原茂三君) 皆さんおはようございます。 本日、平成28年12月第4回真庭市議会定例会が招集されまして、皆様には御参集をいただき、御苦労さまでございます。 ただいまの出席議員は全員であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付しております。 それでは、まず議長報告をいたします。 9月定例会以降の諸般の報告については、お手元に配付しておりますとおりでございます。後ほどごらんいただきたいと思います。 また、真庭市監査委員から、地方自治法の規定により例月出納検査の結果の提出がありましたので、その写しをお手元に配付しております。後ほどごらんいただきたいと思います。 以上で議長報告を終わります。 次に、市長から挨拶並びに諸般の報告をお願いいたします。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) 改めまして、皆さんおはようございます。 本日、ここに平成28年12月議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様におかれましては御多忙の中お集まりいただきまして、まことにありがとうございます。 去る10月21日、鳥取県中部を震源とするマグニチュード6.6の地震が発生し、市内では震度5強を最高に強い揺れを感じましたが、蒜山地域での水道管破裂や湯原温泉などの宿泊客キャンセルなどはあったものの、幸いにして大事に至りませんでした。一方、震源の鳥取県中部では建物被害が1万件を超え、農林水産業関係の被害額は13億円に達しました。改めてお見舞い申し上げます。真庭市としては、温泉施設の無料開放や落果した梨の購入、災害時応援協定を結んでいる倉吉市と三朝町へお見舞いに伺うなどの支援を行いました。この間、各地で発生した災害から学び、市としても警戒を怠ることなく、教訓としつつ今回の対応を点検しますが、自主防災組織の設立と訓練、点検など、市民の皆様にも平素から災害に対して十分な備えをしていただきたいと思います。 さて、市職員の不祥事の処分について報告します。 窃盗容疑で逮捕された真庭市消防本部の職員については不起訴でしたが、10月31日付で停職3カ月、その関連で消防長を文書訓告、勤務先の署長及び副署長を口頭厳重注意に、大麻所持の容疑で逮捕、起訴された地域おこし協力隊員については、10月20日付で解嘱としました。改めておわび申し上げますとともに、再発防止に万全を期してまいります。 この間の真庭市政に係る発信の一端を報告します。 10月18日、自民党政務調査会経済構造改革に関する特命委員会において、真庭市の基幹産業の一つである木材を生かした地域経済の好循環について、また11月2日には、同じく自民党の環境部と環境・温暖化対策調査会合同会議に出席し、真庭市の木質バイオマスを活用した地域資源循環によるエネルギー自給二酸化炭素削減取り組み、今後の展望を報告するとともに国の支援について要望を行いました。また、近々にエネルギー環境関係に関する副大臣レベルの勉強会での報告も要請されています。これらのことは、国において真庭市の地域資源による経済の活性化効果とその先駆性が認められていること、あわせてバイオマス資源の活用による先進的な地球温暖化対策が評価されていることでありますが、まだまだ緒についたところであり、慢心することなく、この方向を進んでまいりましょう。 このほか、IEA、国際エネルギー機関のTask32ミーティングが蒜山地内で開催され、オーストリアを初め、参加9カ国の関係者に開催地の代表として歓迎挨拶をする機会を得て、真庭市のバイオマス取り組みの一端を紹介することができました。このほか、外国メディアの取材など、真庭市がバイオマス産業都市として海外からも注目される存在になりつつあるものと考えております。 この地域資源を使い切り、環境を保全する取り組みは、ここ真庭の先人たちが民間主導で努力し続けて実現できたことで、私たちにとっても誇りであり、ひいては真庭市の存在感を高め、将来の発展につながるものであると確信しております。今後も地域産業を活性化させ、子育て、人づくりに重点を置き、多彩な文化が花開き、全ての人が希望の持てる真庭をつくっていくならば、交流定住が進み、「近き者悦び、遠き者来る」真庭になります。議員諸兄、市民の皆さん、ともに進んでいこうではありませんか。 このような施策を展開する一方で、市として行政を経営するとの視点であらゆる事業や施策についてCAPDサイクルによる見直しと改革、改善に取り組んでまいりました。その成果として平成27年度決算で申し上げると、起債残高は最も多かった平成18年度718億円あったものが607億円に減少し、基金残高の総額は約248億円と過去最高に達し、一般会計の収支は17億8,000万円の黒字という現時点では全国に誇れる健全な財政状況になっております。残念ながら、人口減少はとまらず、平成27年国勢調査の人口は平成22年の調査から2,840人、5.8%減少し、4万6,124人になりました。普通交付税の算定基礎となる人口が減少することは交付税額が減少し、財政に大きな影響を与えることから、現在のまま推移すれば一般会計は平成33年度には赤字に転落するという厳しい財政見通しになります。 このようなことを踏まえて、平成29年度予算編成では、市税収入の大幅な増加が見込めないこと、普通交付税人口減少合併特例措置段階的縮減により減少していくという非常に厳しい環境にあっても、安心できる子育てや教育環境の整備、地域経済の維持発展、社会保障の安定等を図っていくことはもちろんであり、そうした施策を真庭市の最重要課題である人口の社会増に全てつなげるよう指示したところであります。 私は今を考えつつも、未来に思いをはせます。少子・高齢化社会社会保障費の歯どめのない増大、国、地方の長期債務残高が1,000兆円を超える状況では次世代に大きなツケを残すに違いありません。現在の生活も大切ですが、子や孫の負担を少しでも軽くすることができ、彼らがこの真庭で豊かに暮らし続けることができるように、現世代がある程度の我慢をし、未来志向の行政投資に重点を置く考えであり、議員各位、市民の皆様にそのことを呼びかけます。 それでは、市政の現状と成果、今後の取り組みについて、その主なものを報告いたします。 初めに、総合政策部関係でありますが、岡山連携中枢都市圏については、10月に岡山市と連携協約を締結し、現在具体的な事業を示す都市圏ビジョンの策定に向け協議中であり、相互協力による両市の発展を目指してまいります。 真庭市未来を担う人応援基金につきましては、活用についてのワークショップを10月末に開催したところ、高校生37名を含む65名の参加があり、有意義な会になりました。また、11月4日までの提案募集には高校生からの提案を含む約130件の応募がありました。これから真庭市政策アドバイザー、教育、福祉及び産業分野の有識者の方々にこれまで出された意見や提案を論議していただき、平成29年度予算の事業に反映します。 地域や団体等の方々と直接意見交換をする場として開催している市長と話そうについては、現在までに10回開催し、工芸品の海外展開や全国的なシンポジウムの誘致、まちの周遊策の考案など、新たな事業展開につながる有意義な場になっています。今後とも市民の皆さんと率直に意見を交換し、市政に反映してまいります。 交流定住関係では、昨年に引き続き、9月に里山資本主義を実践する真庭の挑戦をテーマに地方創生実践塾を開催したところ、全国各地から40名の参加があり、真庭市の取り組みを発信することができました。また、1泊2日の真庭市移住体験ツアーを6回開催し、11組25名の参加がありました。移住に関しては、残念ながら2020年に社会増に転ずるような勢いにはなっていません。他の自治体の成功例などを徹底して学びながら、Uターン対策を含めて考えられるあらゆる施策を打ち、移住・定住者の増加に努めてまいります。これは市だけの力ではできません。特に、過疎地域においては、市の取り組みと連携した主体的な力が不可欠です。市民の皆様の働きかけを切望します。 ふるさと納税については、寄附のピークである12月に向け、真庭バイオマスツアーの招待券や、真庭市場利用権手づくり家具乳製品定期便など、市内事業者の協力を得て、記念品の種類、品目数を拡充してPR活動を強化しております。 国際交流関係についてですが、国際交流員のローラさんは地域行事にも参加し、真庭市の魅力を外国人の視点で世界へ発信することや、パンフレット等の翻訳、通訳業務などを行っております。今後、英会話教室の開催など、市民と直接接することを強化して真庭の国際化を進めてまいります。 シティプロモーション関係では、真庭市キャラクターまにぞうがエントリーしたゆるキャラグランプリの投票数は、皆様の御協力により昨年の約3倍の4万7,272票に達し、順位は御当地部門66位と、昨年を大きく上回る結果となりました。このような取り組みにより着ぐるみの貸し出しはことし4月から現在までに55件あり、工事用看板にも採用されるなど、知名度が上がってきております。 次に、各振興局の新たな取り組みについて報告します。 蒜山振興局では、伝統工芸である郷原漆器の魅力を国内外に発信する英語と日本語のパンフレットを作成し、海外での販売も進めてまいります。また、モノづくり体験ワークショップがま細工体験教室を開催し、蒜山がま細工後継者育成に取り組んでおります。また、蒜山地区独自の自然、景観保全に欠かせない山焼きを持続していくため、実施に当たっては広くボランティア参加を募るほか、企業からの支援を受けられるよう関係機関との調整を進めております。 北房振興局では、かつての食文化であったスッポン料理を復活させるため、旭川荘真庭地域センターで飼育されたスッポンを使った調理の勉強会が実施されたほか、阿口地区のキムチづくりを通じた他地域との交流、地元にある鍾乳洞など、地域資源を生かす取り組みが進んでいます。また、地域おこし協力隊が整備したシェアハウスでは、外国青年による中津井地区をめぐるサイクリングコースの試走や、子育て広場での絵の教室など、新たな交流が始まっています。さらに、呰部の商店街では活性化を推進するまちづくり会社設立に向けて一歩を踏み出しました。真庭市としては、このような自主的なチャレンジについては積極的に支援してまいります。 落合振興局では、恒例の落合まちかど展覧会とおちあい元気フェスタが開催され、交流の輪がさらに広がるとともに、関係する団体の活動も盛んになっています。また、真庭高校落合校地の1年生が取り組む注連山の活用を考える活動は岡山高校生ボランティアアワードで特別賞を受賞し、地域と学校がつながり、地域を学ぶ郷育が進んでいます。 久世地域では、久世のまちを元気にするをテーマに市長と話そうを開催し、久世駅前に整備されるCLTモデル建築物の建設を契機に中心市街地の回遊につなげる地域資源探しや、そこから広がる新たなプランなどの提案があり、今後の展開を楽しみにしております。また、かしむら菜種油の本格的な販売を目指している上野こうげの菜の花プロジェクトは、上野まつりでの販売や菜種油のてんぷらの試食など、活動がさらに発展しています。 勝山振興局では、地域創生コモンズで活動する学生から空き家活用の提案があり、施設所有者や地域と交流を深めながら空き家の改修などが進んでいるほか、2人の学生が勝山と富原をテーマに卒論に取り組んでおり、地域と大学の連携が活発になっています。また、NHKの連続テレビ小説の主人公の実在モデル坂野惇子さんとゆかりのある三浦邸については、株式会社ファミリアなどの周辺土地所有者と協議し、魅力ある観光施設にかえてまいります。 美甘振興局では、高級品を扱うカタログ販売業者ヒメノモチの取引が始まったほか、10月開催の美甘ふるさとまつりを東京都世田谷区の経堂商店街とインターネットで結び、同時中継で美甘のPRとヒメノモチ、古代米、シイタケなどの販路開拓を行いました。また、商品の差別化を図るため、モチ米の減農薬栽培に取り組む研究会を立ち上げるなど、特産品により地域を元気にする取り組みを進めてまいります。 湯原振興局では、社地区の秋季大祭のみこしの担ぎ手に、包括連携協定を結んでいる岡山商科大学などから25人の参加があり祭りが盛り上がったほか、社の埋もれた資源を生かす縄ない技術の継承や、大みそかに式内社を竹灯籠で幻想的に演出する催しが計画されるなど、着実に地域活動が活発化しています。さらに、二川地区では、少子・高齢化、人口減少に真正面から立ち向かう機運が高まり、ワークショップが行われるなど、今後の展開に期待しています。 このように、住民みずからが地域活性化取り組みを始めることで、各地で地域の誇りと新たな活力が生まれています。真庭市としては、このような行政依存を超えて、地域を元気にする活動に対しては精いっぱいの支援をしてまいります。 次に、危機管理関係についてでありますが、防災マップについては平成24年度に作成し全戸に配布していますが、このほど追加指定された土砂災害警戒区域と見直した指定避難所を記載した改訂版を作成していますので、年内に全戸配布します。 業務継続計画とは、大規模災害の発生により市役所が被災した場合、優先して実施すべき災害応急対応などの業務を明確にし、その執行体制や対応手順を定め、業務の実施を確保するものですが、今年度中に作成します。 次に、生活環境部関係についてでありますが、芸術文化の振興については、第2回改組日展書道部門で特選の寺坂昌三さんと入選の沼本游香さんの作品展示と書道イベントを開催し、400名余りの来場者に書の魅力を知っていただきました。寺坂さんの受賞作などを市役所3階に常設展示しておりますので、ぜひごらんください。スポーツ分野では、リオデジャネイロオリンピック馬場馬術競技出場原田喜市選手の講演会が真庭青年会議所主催で開催され、ふだんは聞くことのない話に来場者は興味津々のようでした。今後とも、市民みずからの文化創造とスポーツの活動を支援し、地域を盛り上げてまいります。 10月5日に東京で開催された地域から森里川海のつながりの回復に取り組む首長の会発起人会において、河川の上下流域が連携して森里川海のつながりを取り戻し、そこから得られる恵みを有効に地域社会の活力にしていくことは全国的な課題であるとの共通認識が得られ、同会の発足が決まりました。真庭市としてもこの組織に積極的に参画するとともに、広範な取り組みにしていくため、発起人として同会への加入を呼びかけてまいります。 次に、健康福祉部関係についてでありますが、障がい福祉関係については、発達障がいまたはその疑いのある子供と保護者への切れ目のない支援を行っていくための共通支援シートによる情報連携のためのガイドラインができたことで、園から小学校へ必要な情報をつなげ、入学後の円滑な学校生活の支援を充実させる仕組みが整いました。また、10月新たに久世地内に、放課後等デイサービス事業所ピタゴラス放課後真庭が開設されました。障がい者が地域でより安心して暮らせる環境づくりの支援をしてまいります。 民生委員、児童委員については、明後日の12月1日に169名の方が厚生労働大臣から委嘱されます。市としては、地域の身近な相談役として活動する委員の皆様と連携を密にして、地域福祉の向上に取り組んでまいります。 今年度開設した子育て世代包括支援センターを気軽に利用していただくために愛称を募集し、真庭市はぐくみセンターと決めました。また、さらに安心して妊娠、出産期を過ごしていただくよう、10月からは新規事業の産後ケア事業、母乳育児相談事業子育て支援サポーター派遣事業を開始しました。 子育て関係ですが、真庭市の合計特殊出生率は以前から1.7から1.9と県内15市では最も高い水準にありましたが、平成27年は2.21で、前年の2.07よりさらに上昇しています。このことは大変心強くかつ喜ばしいことです。3世代同居率が高く、祖父母からの子育て支援が得られやすいことや、住宅事情のよさなどの客観的な条件のよさもこの要因でしょうが、これまでから子供を産み育てる環境を整えるため、子供の医療費の無償化、認定こども園の整備、保育料の軽減、不妊、不育治療費の助成など、市が進めてきた施策もかなりの効果を発揮しているものと考えております。今後も、子育てをするなら真庭市でと言っていただけるよう、元気な子供たちの声がさらに大きく聞こえるまちを目指して、市民の皆さん、一緒に一層子育てしやすい環境整備に努めてまいりましょう。 自転車による健康づくりについては6回の教室が終了し、その成果を今後の健康づくりにつなげるよう検証を行っております。また、皆さん御存じラジオ体操に真庭の方言を取り入れた真庭版ラジオ体操を来年1月の食育・健康まつりでお披露目し、ラジオ体操の復活で運動不足を解消し、市民の健康増進につなげてまいります。 次に、産業観光部関係についてでありますが、観光振興については9月25日に開催した市内で最大規模のイベントに育った海の市・山の市2016真庭には8府県32市町村から105団体の出展があり、来場者約3万5,000人に真庭の魅力を十分に発信することができました。 また、旅行スタイルの変化や急速に伸びるインバウンド訪日外国人旅行者など、変化に対応した観光振興を図っていく必要があることから、本市の目指すべき新たな観光振興の指針となる真庭市観光戦略の策定に取りかかっています。現在、年度内の戦略策定を目指して、市内観光事業者地域づくり関係者による検討会で議論を重ねております。 商工振興については、商工会主導で10月12日に開催された真庭ものづくり産業ネットワーク懇談会などを通じて事業者間の連携を強化するとともに、事業者からの生の声を今後の商工振興施策に生かしてまいります。 企業誘致については、本年度に入り真庭産業団地に2社の立地が決定し、市長就任時に18区画があいていましたが、残りは6区画になりました。引き続きトップセールスを含め、誘致活動に積極的に取り組んでまいります。 地域産物の海外展開については、来年3月にロンドンで郷原漆器などの工芸品や日本酒、お茶、調味料などの真庭産品のマーケティングを目的に真庭フェアを開催し、また同じくロンドンの大和ジャパンハウスでもプロモーションを展開し、その成果を今後の販売戦略につなげてまいります。 林業、木材関係については、10月14日にCLTモデル建築物設計コンペの表彰式及びシンポジウムを旧遷喬尋常小学校で開催し、CLTを初め、木材利用の新たな可能性について約170人の参加者とともに考える場となりました。また、今月高知県日本CLT協会との連携事業で、東京と大阪においてフォーラムと展示会を開催したところ、展示会場には多数の来訪者があり、両フォーラムとも満席という大きな成果が得られました。また、真庭市の規模でもこのような取り組みができるという大きな自信にもつながりました。このほか、10月にはNHK総合の番組「サキどり」でビルの木造化が可能なCLTの普及で森林を再生していく取り組みが全国放送されました。今後とも、CLTの魅力と建築物の新たな可能性を伝えるなど、さまざまな手段でCLTの普及と木材利用の拡大に向けて関係者と連携して尽力してまいります。 再生可能エネルギー利用関係については、下湯原地区で取り組むウェルネスタウン湯原・熱利用構築モデル事業の関係者への説明が終わり、計画策定業務の受託者も決まりました。来月からは熱利用推進協議会を開催し、関係者と連携しながらマスタープランの策定を進めてまいります。 農業関係については、9月17日に東京で真庭起農スクールが始まり、現在までの登録者は21名、3回のスクールに延べ21名の参加がありました。これまでの自分の仕事を生かしつつ就農を希望する方、新規就農を考えている方、すぐにとはいかないが真庭市への移住・就農を予定している方が何名かおられます。県の普及指導センター、農協とも連携しながら移住・就農につながるよう進めてまいります。 畜産関係については、10月16日に開催された第71回岡山県畜産共進会に真庭市から黒毛和種9頭、ホルスタイン種13頭及びジャージー種13頭の出品があり、ホルスタイン種でグランドチャンピオンを受賞するなど、真庭市のレベルの高さが認められました。 次に、建設部関係についてでありますが、「まにわらしさ」のある景観整備については、看板や公衆トイレが地域の印象に大きく左右することから、景観、観光、デザインなどに携わっている方々による検討委員会を立ち上げました。今後この委員会からの提言をもとに看板やトイレなどの整備方針を決定し、来訪者が感動して再び訪れたくなるような景観づくりに取り組んでまいります。 真庭市のまちづくりについては、合併後検討が十分深められないまま推移してきました。人口減少、過疎・高齢化という厳しい現実を踏まえつつ、合併した成果が発揮できるように市域全体のまちづくりを考えながら、都市計画法に基づくマスタープランの改定の検討をしていかなければなりません。その過程において、市内の各地域のまちづくり活動団体などの参画を得ながら広くまちづくりについて議論することで、そのコンセンサスを図っていきたいと考えております。 中国横断自動車道岡山米子線については、今後5年間で工事完了が予定されている4車線化の工事の着手に向け、西日本高速道路株式会社を初め、岡山県、沿線市町による事務レベルの岡山米子線付加車線設置に関する連絡協議会を設置しました。市内の宮地地区においては、橋梁、トンネル工事が予定されていますので、周辺地域の皆様、御理解と御協力をよろしくお願いします。また、全線4車線化の早期実現に向け、本年が全線開通20周年に当たることから、利用状況のアンケートや特産品が当たるスタンプラリーなど、関係団体が一丸となり利用促進に取り組んでいます。市民の皆様の岡山米子道の積極的な利用を願っています。 落合橋の修繕工事については、落合垂水側からの第1期工事に着手したため、10月27日から平成29年3月末までの全面通行止にしています。3期に渡る工事期間中、市民の皆様には大変御不便をおかけしますが、生まれ変わっていく橋を楽しみに御協力をいただきますようお願いします。 次に、教育委員会関係についてでありますが、第2次真庭市教育振興基本計画については、総合教育大綱にも示した個性と能力を十分に伸ばし、お互いにライフスタイルを応援し合うまちの実現に向け、今後5年間に実施すべき施策を外部有識者による委員会で検討するとともに、10月に開催した市民ワークショップ、さらに総合教育会議やパブリックコメントの意見を生かしつつ今年度内に策定してまいります。 本年4月に小学校6年生と中学校3年生を対象に実施された全国学力・学習状況調査の結果については、小学校では全体で全国平均をやや上回る正答率でしたが、みずから学習する習慣の弱さが見受けられるため、意欲を持って学ぶための授業改善を進めてまいります。中学校では、依然全ての教科で全国平均を下回っています。これをうかがわせるように生活習慣などの調査では、テレビやDVDなどの視聴時間が依然として長く、中学生の家庭学習時間が非常に短い状態が続いていることが明らかになりました。自律的な生活習慣と、毎日一定時間、一定量以上の自宅学習を継続する習慣を身につけるために、まずそれぞれの家庭から学習環境の改善に取り組んでください。この場からも保護者や関係者に呼びかけます。 北房地域の教育環境整備については、校舎建設、外構工事費が38億円程度で旧町の1年間の一般会計予算を上回る大事業になります。既に小学校部分の建築工事が始まっていますが、周辺環境整備も一体的に進めながら円滑な工事進捗を図り、一貫した教育による効果的な学習環境の整備とともに、安心で地域に愛される施設となるよう整備を進めてまいります。 真庭型ICT教育の環境整備については、久世、勝山地区でもICT機器の導入が完了しました。昨年度に導入した蒜山、湯原地区では、タブレット端末やデジタルコンテンツを活用した授業が日常化し、子供たちが興味を持って学ぶ姿が見られています。しかし、教科や教師間で利用頻度に大きな開きがあるため、活用研修や好事例の発信により指導技術の平準化を図るなどの対策を講じますが、多額の費用をかける事業としてその効果が十分発揮されなければならないことを関係者一同、心していただくことを望みます。 読書の習慣化や図書館利用の促進については、今年度初めて行った図書館スタンプラリーは200人の方が達成しました。また、ボランティアによる未就学児への読み聞かせ会、小学校での図書館の利用方法や図書館資料を活用する学習会など、図書館の魅力を伝えてきたことや落合図書館の開館効果もあり、4月から10月末までの貸出冊数は約13万4,000冊となり、昨年度同時期に比べて約16%増加しています。また、中央図書館整備とあわせて勝山地区で進めているまちなみ図書館については、真庭市産材で作成した本棚を11月から希望する施設4カ所に貸し出しました。今度、この取り組みを広げ、市民や来訪者が、図書館はもちろん、市内各所で気楽に本に親しめる環境づくりをさらに進めてまいります。 最後に、総務部関係についてであります。 先般の岡山県知事選挙については、真庭市の投票率は42.93%で県平均の33.91%を9.02ポイント上回りましたが、18歳、19歳有権者の投票率は、18歳選挙権適用に伴う主権者教育の一環として市内の高校に選挙公報を配布するという県内初の取り組みをしたものの、24.82%という低い投票率でした。市選挙管理委員会において、市内の高校ともよく相談しながら社会を担う主権者として成長するよう取り組みを強化しなければなりません。 中央図書館整備に伴い勝山文化センターに移転する勝山振興局については、設置等に関する条例改正案を本議会に提案します。改修工事完成後の3月末に引っ越し、平成29年4月から業務を開始する予定であります。 以上、市政運営の状況について主なものを御報告しました。なお、今定例会では、報告2件、条例や補正予算議案など15件、総数17件の御審議をお願い申し上げます。また、諸議案の内容につきましては、日程に沿い順次説明しますが、御審議の上、適切な御議決を賜りますようお願い申し上げ、開会に当たっての挨拶と業務の報告とさせていただきます。 ○議長(竹原茂三君) 市長の挨拶並びに諸般の報告が終わりました。 それでは、これより議事日程に入ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(竹原茂三君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により議長において13番池田文治君、14番小田康文君を指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(竹原茂三君) 次に、日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、あらかじめ議会運営委員会において決定しておりますとおり、本日から12月20日までの22日間とし、会期中の日程はお手元に配付しております定例会運営予定表のとおりとすることに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹原茂三君) 御異議なしと認めます。したがって、本定例会の会期は本日から12月20日までの22日間とし、会期中の日程はお手元に配付しております定例会運営予定表のとおりとすることに決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(竹原茂三君) 次に、日程第3、報告第11号専決処分の報告についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) ただいま上程いただきました報告第11号専決処分の報告については、地方自治法第180条第1項の規定により、真庭市議会の議決を経て指定された市長の専決事項として、市が当事者である訴えの提起につきまして専決処分したものを、同条第2項の規定により別紙のとおり報告するものであります。 以上でありますが、詳細につきましては担当者から補足の説明をさせますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(竹原茂三君) 市長の提案説明が終わりました。 補足説明を求めます。 秋田総務部長。 ◎総務部長(秋田繁彦君) 報告第11号専決処分の報告について補足説明をさせていただきます。 議案集の2ページをお願いします。 本件は、北房新宮多目的広場に係る訴えの提起について専決処分をしたものを報告するものでございます。概要については、平成6年に旧北房町が多目的広場用地として土地代金を支払い、引き渡しを受けた用地のうち1筆の土地について登記義務者の一部から協力が得られず、所有権移転登記が未了のままとなっております。平成28年1月に引き渡しから20年が経過し時効取得が可能になったことから、登記義務者全員に対し所有権移転登記を求めて訴えを提起したものでございます。本件については、平成28年10月12日に専決処分をし、平成28年11月7日に高梁簡易裁判所に訴状を提出しております。 以上、補足説明です。よろしくお願いいたします。 ○議長(竹原茂三君) 補足説明が終わりました。 それでは、これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹原茂三君) ないようですので、これで日程第3、報告第11号を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(竹原茂三君) 次に、日程第4、報告第12号専決処分の報告についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) ただいま上程いただきました報告第12号専決処分の報告については、地方自治法第180条第1項の規定により、真庭市議会の議決を経て指定された市長の専決事項として、市の義務に属する損害賠償の額の決定及び和解につきまして専決処分したものを、同条第2項の規定により別紙のとおり報告するものであります。 以上でありますが、詳細につきましてはそれぞれの担当者から補足の説明をさせますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(竹原茂三君) 市長の提案説明が終わりました。 補足説明を求めます。 的場北房振興局長。 ◎北房振興局長(的場敏恵君) 報告第12号専決処分の報告について補足説明をさせていただきます。 議案集の4ページ、専決処分の概要書並びに5ページ、6ページの参考資料をごらんください。 本事案は、平成28年2月15日午後0時55分ごろ、真庭市下方地内の国道313号交差点で赤信号のため停車中、後続車に車両の後部を衝突、損傷された事故について、相手方との和解に係る専決処分をいたしましたので報告するものでございます。 なお、過失割合は相手側が100%で、市側がゼロ%でございます。 以上、補足説明とさせていただきます。 ○議長(竹原茂三君) 須田勝山振興局長。 ◎勝山振興局長(須田昌宏君) 続きまして、議案集の7ページ、別紙2専決処分の概要書をごらんください。 専決処分年月日は平成28年10月13日、損害賠償の額は99万7,520円であります。事件の概要は、平成27年10月12日の夕方、勝山地内で市所有の山林から三つ叉に分かれておりました木の1本が裂けまして、隣接する法人所有の建物に倒れ、屋根、といを損傷したものであります。 次の8ページをごらんください。 過失割合は、市側100%で全額保険対応であります。 次の9ページに現場の見取り図を記載しております。 損害賠償に1年余りを要しておりますが、相手方との協議の中で該当の建物は11月から春まで使用する必要があるため、早急に倒木の撤去及び屋根の仮復旧などを行うとともに、他の危険木の調査なども実施いたしました。今年度に入りまして、民家に危険を及ぼす可能性のある他の危険木の撤去後に残りのとい部分などを修復することで相手方と合意しておりましたが、山が急峻なこと、建物が隣接していること、また危険木も大きく、伐採、搬出作業などの検討に時間を要し、おくれたものであります。 以上、補足説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(竹原茂三君) 補足説明が終わりました。 これより質疑を行います。 質疑のある方はページ番号を述べてからお願いをいたします。 それでは、質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(竹原茂三君) ないようですので、これで日程第4、報告第12号を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(竹原茂三君) 次に、日程第5、議案第97号真庭市振興局設置条例等の一部改正についてから日程第12、議案第104号真庭市道路線の変更についてまでの8件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) ただいま上程いただきました議案第97号真庭市振興局設置条例等の一部改正についてから議案第104号真庭市道路線の変更についてまでの議案8件について、その概要を説明いたします。 議案第97号真庭市振興局設置条例等の一部改正については、勝山振興局の移転に伴い、条例の所要の改正を行うものであります。 また、議案第98号真庭市職員給与条例等の一部改正については、従来どおり平成28年人事院勧告の趣旨を踏まえ、真庭市職員の平成28年度以降の給料表、勤勉手当及び扶養手当の改定等を行うため、条例の所要の改正を行うものであります。 次に、議案第99号真庭市税条例等の一部改正については、地方税法等の一部改正に伴い、延滞金の計算期間の見直し及び台湾との二重課税の防止を図るため、条例の所要の改正を行うものであります。 次に、議案第100号真庭市国民健康保険税条例の一部改正については、所得税法等の一部改正に伴い、国民健康保険税の課税の特例を定めるため、条例の所要の改正を行うものであります。 次に、議案第101号真庭市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、条例の所要の改正を行うものであります。 次に、議案第102号真庭市下水道事業の設置等に関する条例の制定については、地方公営企業法の一部を適用し、公営企業会計に移行するため、条例を制定するものであります。 次に、議案第103号真庭市道路線の認定については、道路法第8条第1項の規定により農道正富4号道路を新たに市道正富線として認定するため、同条第2項の規定により議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第104号真庭市道路線の変更については、道路法第10条第2項の規定により市道横部伊倉線ほか2路線を変更するため、同条第3項において準用する同法第8条第2項の規定により議会の議決を求めるものであります。 以上でありますが、詳細につきましてはそれぞれ担当者から補足の説明をさせますので、御審議賜り、適切な御議決をいただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(竹原茂三君) 市長の提案説明が終わりました。 補足説明を求めます。 秋田総務部長。 ◎総務部長(秋田繁彦君) それでは、議案第97号真庭市振興局設置条例等の一部改正について補足説明をさせていただきます。 議案集の10ページをお願いします。 本議案は、勝山振興局が勝山文化センターへ移転することに伴い、振興局、市民センター、公民館の各設置条例の一部改正と防災行政無線を廃止するための条例の一部改正を行うものです。 別冊の参考資料の1ページをお願いいたします。 施設全体を振興局長が管理することを明確にするため、敷地を振興局として位置づけ、市民センター及び公民館は施設内の各部屋を指定して位置づけております。なお、ロビーについては、庁舎の玄関となるため、市民センター及び公民館の位置づけを廃止し、使用料についても削除しております。その他の使用料につきましては、これまでどおりで変更はありません。また、休館日については、勝山文化センターはこれまで毎週月曜日を終日休館としておりましたが、振興局の移転に伴い、毎週月曜日の午後5時から10時までを休館とし、利用者の利便性の向上を図ることとしております。 なお、本条例の施行年月日は平成29年4月1日でございます。 続きまして、議案第98号真庭市職員給与条例等の一部改正について補足説明をさせていただきます。 議案集の26ページをお願いします。 本議案は、平成28年人事院勧告の趣旨を踏まえ、職員給与条例、市長等給与条例、教育長の給与、勤務時間等に関する条例を一部改正するものであります。 同じく別冊の参考資料の1ページをお願いいたします。 民間との格差を解消するため、給与表及び勤勉手当の引き上げ改定を行い、平成28年4月1日に遡及して適用するものでございます。 2ページをお願いします。 配偶者と子に対する扶養手当の見直しを平成29年4月1日より段階的に実施するものでございます。 続きまして、議案第99号真庭市税条例等の一部改正について補足説明をさせていただきます。 議案集の81ページをお願いします。 平成28年度税制改正の大綱に沿って地方税法等の一部改正が行われたことに伴い、条例の所要の改正を行うものでございます。主な改正内容について、新旧対照表により説明をさせていただきます。 92ページをお願いいたします。 第19条第1項第5号及び第6号は、延滞金の計算期間の見直しにより法人市民税を別に規定し直すものでございます。 93ページをお願いします。 第43条第4項は、同様の見直しにより個人市民税の延滞金に係る除算期間を追加規定したものでございます。 95ページをお願いします。 第48条第5項は、同様の見直しにより法人市民税の延滞金に係る除算期間を追加規定したものでございます。 97ページをお願いいたします。 第50条第4項は、同様の見直しにより法人市民税の不足税額に係る延滞金の除算期間を追加規定したものでございます。 98ページをお願いいたします。 附則第20条の2は、台湾との二重課税の防止を図るために、日台間で支払われる上場株式等の配当等について市民税所得割を100分の3の税率で分離課税することを規定したものでございます。 続きまして、議案第100号真庭市国民健康保険税条例の一部改正について補足説明をさせていただきます。 議案集の108ページをお願いします。 台湾との二重課税の防止を図るために、所得税法等の一部改正が行われたことに伴い、条例の所要の改正を行うものでございます。主な内容につきまして、新旧対照表により説明をさせていただきます。 111ページをお願いします。 附則第12項の追加は、平成29年1月1日以降に日台間で支払われる利子等について、個人住民税が課せられる利子等の所得を国民健康保険税の所得割額の算定及び軽減判定に用いる総所得額に含めることを規定したものでございます。 112ページをお願いします。 附則第13項の追加は、平成29年1月1日以降に日台間で支払われる上場株式等の配当等について、個人住民税が課せられる上場株式等の配当等の所得を国民健康保険税の所得割額の算定及び軽減判定に用いる総所得金額に含めることを規定したものでございます。 以上、補足説明です。よろしくお願いいたします。 ○議長(竹原茂三君) 次に、稲田健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(稲田隆司君) 議案第101号の真庭市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について補足説明をさせていただきます。 議案集113ページをごらんください。 議案第101号は、指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、条例の所要の改正を行うものであります。 議案第101号の参考資料1ページをごらんください。 介護保険法の改正により、通所介護の利用定員18人以下については市町村が指定、監督する地域密着型サービスに移行したことに伴い、条例を改正するものであります。地域密着型サービスに移行したことに伴い、高齢者が住みなれた地域や環境での生活が継続できることとなります。通所介護事業者は利用者や家族などの意見を聞く運営推進会議を設置し、おおむね6カ月に1回以上開催することが義務づけられました。 以上、議案第101号の補足説明とさせていただきます。 ○議長(竹原茂三君) 次に、山本建設部長。 ◎建設部長(山本光一君) それでは、議案第102号、議案第103号及び議案第104号につきまして補足説明をさせていただきます。 最初に、議案第102号真庭市下水道事業の設置等に関する条例の制定についてでございますが、公営企業法は独立採算制の原則に基づき……。 議案集の178ページから183ページをお開きください。 公営企業法は独立採算制の原則に基づき、経済性を発揮しながら市民生活に必要なサービスを提供する重要な役割を果たしています、現在、真庭市においては人口減少に伴う料金収入の減少、施設整備費や老朽化による更新事業の増大など、環境は厳しさを増す状況の中で、下水道事業につきましては一般会計から多額の繰り入れを受け入れており、市の財政を圧迫する大きな要因となっております。このことを受けまして、下水道の経営状況の試算や適切な分析を行い、経営基盤の強化と安定を図る目的で公共下水道事業特別会計と農業集落排水事業特別会計を統合し、地方公営企業法の財務規定を適用した公営企業会計とするため、必要な条例の制定を行うものでございます。 条例を見ていただきたいと思います。 条例の第1条から第3条の中では、公共下水道、農業排水、小規模集合排水の設置、地方公営企業法の財務規定の適用、経営の規模について説明しております。条例第4条からは財務や会計などについて説明しています。また、この条例の制定により関連となる複数の条例に一部改正が生じますが、これらを条例の附則として改正します。 180ページをお開きください。 附則第2項の償還金条例と第3項の施設整備基金条例では、根拠となる会計名称が変更になることにより改正するものでございます。 次に、181ページをお願いします。 附則第4項の真庭市特別会計条例では、公共、農集の2会計を特別会計から削除するため、号の繰り上げを行うものです。 附則第5項の農業集落排水施設条例では、設置と管理について規定している現行の条例の設置の部分について、新条例によって規定するために削除するもので、それによる条の繰り上げの改正を行うものでございます。 附則第6項の農業集落排水事業加入分担金条例では、根拠規定となる条例が新条例にかわるため、字句の改正を行うものです。 次に、182ページをお願いします。 附則第7項の小規模集合排水処理施設条例では、農集の設置条例と同様に、設置の部分に新条例で規定するため、条の削除による一部改正を行うものでございます。改正する条例の新旧対照表を184ページから198ページまでに記載しておりますのでお目通しください。 次に、議案第103号真庭市道路線の認定についてですが、議案集の202ページをお開きください。 蒜山上福田地内に位置する赤の実線AB区間は農道正富4号道路として利用されてきましたが、平成27年3月に自治会から市道認定の陳情及び拡幅工事の要望が提出され、平成27年6月議会におきまして採択された案件でございます。延長はAを起点とする終点B区間の876メーターで、幅員は4メーターでありますが、隣接市道を通過する大型車、大型農耕車の迂回路としての改良の必要が認められるため認定するものでございます。起点、終点、延長、幅員につきましては、200ページに記載しておりますのでお目通しください。 次に、議案第104号真庭市道路線の変更についてですが、議案集の204ページをお開きください。 本線は市道横部伊倉線のほか2路線の路線変更を上程するものでございます。 最初に横部伊倉線でございますが、206ページをお開きください。 落合下方地内の落合中学校敷地内を通じる路線でございますが、校舎改築及び給食棟連絡通路の設置に伴い、市道としての機能を廃止する必要があるため、赤の破線、起点AからB区間368.5メーターの学校敷地内を廃止し、Bに起点の変更を行うものでございます。 次に、207ページをお開きください。 福祉センター線AB区間でございますが、久世草加部地内で現在の終点Bは家畜市場入り口付近となっておりますが、市営養護老人ホームささぶき苑の民営化により百楽苑跡地への施設整備により施設設置入り口周辺のC地点まで133メーターを延長し、終点を変更するものでございます。認定要件は規定の第3条第3項の4号公共施設等に通ずる道路ということに該当しております。 次に、208ページをお開きください。 栃ノ木原林線ですが、蒜山下長田地内に位置し、国道313号北条湯原道路バイパス化に伴い、岡山県から管理移管されるものでございます。青の実線、CからD区間2キロメーターは、平成23年12月に市道認定された区間でございます。今回、計画決定されていなかった旧国道の赤の実線、AからC区間500メーターにつきましては新しいルート決定がされたことから、この区間の管理移管を行い、起点をCからAに変更するものでございます。 なお、BからCの延長200メーターはバイパスと重用となる区間でございます。 3路線の起点、終点、延長、幅員につきましては、204ページに記載しておりますのでお目通しください。 以上、議案第102号、議案第103号及び議案第104号の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(竹原茂三君) 以上で補足説明が終わりました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(竹原茂三君) 続きまして、日程第13、議案第105号平成28年度真庭市一般会計補正予算(第3号)についてから日程第19、議案第111号平成28年度真庭市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてまでの7件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) ただいま一括上程いただきました議案第105号平成28年度真庭市一般会計補正予算(第3号)から議案第111号平成28年度真庭市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてまでの一般会計と6件の特別会計の補正予算議案7件につきまして、その概要を御説明いたします。 このたびの補正予算は、国、県の補助事業の採択によるもの、特に緊急を要する事務事業及び給与改定等に伴う人件費について補正予算を計上しております。 会計別では、一般会計で6,114万8,000円を増額し、歳入歳出総額322億2,399万6,000円を計上しております。昨年同期と比較して19億5,778万3,000円、6.5%の増であります。特別会計の合計では、2億745万3,000円の増額であります。会計全体では2億6,860万1,000円の増額補正を計上しており、補正後の予算総額は532億5,303万5,000円であり、昨年同期と比較して23億144万4,000円、4.5%の増であります。 以上でありますが、詳細につきましてはそれぞれ担当者から補足の説明をさせますので、御審議賜り、適切な御議決をいただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(竹原茂三君) 市長の提案説明が終わりました。 補足説明を求めます。 安達総務部次長。 ◎総務部次長(安達学君) 議案第105号平成28年度真庭市一般会計補正予算(第3号)について補足説明をさせていただきます。 真庭市補正予算概要説明書をお願いいたします。1ページの中段の(1)をごらん願います。 歳入のうち主なものといたしましては、障がい児通所給付費等国庫負担金、国土調査費補助金、過疎対策事業債、災害復旧事業債、繰越金等を増額計上いたしております。 次に、歳出のうち主なものといたしましては、国の補正予算に伴う国土調査事業、放課後等デイサービス事業所の開設及び通所支援制度の利用者増加に伴い、障がい児通所給付費を増額計上いたしております。また、8月29日の豪雨等により被災いたしました市道、農地、農業用施設の災害復旧事業費を計上いたしております。 次に、補正予算書をお願いいたします。5ページをごらん願います。 第2表繰越明許費は、年度内にその支出を終わらない見込みの事業につきまして翌年度へ繰り越して使用することができる予算の限度額を定めるものでございます。今回設定いたしました国土調査事業につきましては、国の補正予算成立に伴い、追加配分された事業につきまして、平成29年度に実施を予定していた地区の一部を実施することとしたものでございますが、事前準備、気象条件等により平成28年度中に完了することができないため、次年度に繰り越すものでございます。 次に、6ページをごらん願います。 第3表債務負担行為補正は、平成29年4月1日に契約を締結するに当たり、28年度中に委託業者等を決定する必要がある業務につきまして、その期間及び限度額を定めるものでございます。 なお、先ほどごらんいただきました真庭市補正予算概要説明書7ページに、その概要を記しておりますので、後ほどお目通しをいただければと思います。 次に、7ページをごらん願います。 第4表地方債補正につきましては、過疎対策事業債及び災害復旧事業債を計上するに当たり、限度額を増額するものでございます。 以上、議案第105号の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(竹原茂三君) 次に、山根生活環境部長。 ◎生活環境部長(山根眞一君) 議案第106号平成28年度真庭市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について補足説明を、補正予算概要説明書によりさせていただきます。 1ページ、2をお願いいたします。 歳入では、国庫支出金、県支出金、一般会計繰入金、繰越金を、歳出では、給与改定に伴う人件費、共同事業拠出金、保健事業費、療養給付費等負担金の償還金をそれぞれ増額しています。これらにより、歳入歳出それぞれ5,720万8,000円を増額し、歳入歳出総額63億1,218万1,000円を計上しています。 次に、議案第107号平成28年度真庭市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、同じく補正予算概要説明書2ページ、3をお願いいたします。 歳入では一般会計繰入金を、歳出では給与改定に伴う人件費を増額しています。これらにより、歳入歳出それぞれ39万2,000円を増額し、歳入歳出総額7億7,138万3,000円を計上しています。 以上、補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(竹原茂三君) 稲田健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(稲田隆司君) 議案第108号平成28年度真庭市介護保険特別会計補正予算(第3号)について補足説明をさせていただきます。 補正予算概要説明書の2ページをごらんください。 歳入では、介護保険料、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金、一般会計繰入金をそれぞれ増額しております。 歳出では、地域密着型介護サービス給付費、施設介護サービス給付費、居宅介護サービス計画給付費、高額介護サービス費、特定入所者介護サービス費、給与改定に伴う人件費をそれぞれ増額し、居宅介護サービス給付費、介護予防サービス給付費をそれぞれ減額しております。 歳入歳出それぞれ1億2,277万3,000円を増額し、歳入歳出総額59億9,182万8,000円を計上しております。 引き続き、補正予算概要説明書の8ページをごらんください。 債務負担行為につきまして説明をいたします。 平成29年度一般介護予防事業のげんき輝きづくり支援事業について、平成28年度中に委託業者を決定する必要があるため、限度額を定めるものでございます。 以上、議案第108号の補足説明とさせていただきます。 ○議長(竹原茂三君) 次に、山本建設部長。 ◎建設部長(山本光一君) 引き続きまして、議案第109号、議案第110号及び議案第111号につきまして補足説明をさせていただきます。 補正予算概要書の2ページ、5番をごらんください。 議案第109号平成28年度真庭市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)についてですが、歳入では前年度繰越金、受託事業収入を増額し、一般会計繰入金を減額しており、歳出では給与改定に伴う人件費、簡易水道改良施設整備事業では下水道事業に係る支障移転費を増額し、簡易水道業務費では消費税確定によるものを減額しております。これらに歳入歳出それぞれ375万9,000円を増額し、歳入歳出総額11億3,776万3,000円を計上しております。 次に、6番の議案第110号平成28年度真庭市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)についてですが、歳入では前年度繰越金、雑入、市債を増額し、県補助金、一般会計繰入金を減額しており、歳出では施設等管理費として緊急修繕によるもの、施設等整備費として下呰部地区の管渠工事及び下水道の支障移転によるものを増額しております。これらにより、歳入歳出それぞれ1,155万円を増額し、歳入歳出総額7億929万6,000円を計上しております。 次に、7番の議案第111号平成28年度真庭市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてですが、歳入では国の補正予算に伴う国庫補助金、前年度繰越金、市債を増額し、歳出では総務管理費としては消費税確定によるもの、施設建設費としては五反地区、雨水管渠工事によるものを増額し、施設管理費としては消耗品を減額しております。これらにより、歳入歳出それぞれ1,177万1,000円を増額し、歳入歳出総額19億8,290万5,000円を計上しております。 以上、議案第109号、議案第110号及び議案第111号の補足説明とさせていただきます。 ○議長(竹原茂三君) 以上で補足説明が終わりました。 これで本日予定しております日程は終了いたしました。 議会運営予定に従い、次回は12月5日午前9時30分から本会議を開き、一般質問を予定しております。開催については、本日御出席の皆様には別途通知はいたしませんから、御了承をお願いいたします。 本日はこれをもって散会といたします。 大変御苦労さまでした。            午前10時49分 散会...